動物園で使用できるシリーズ! ライオン×動物用血圧計 “vet 30E”
動物園で使用できる!ライオン×動物用血圧計 vet 30E
今回のコラムでは、ライオンの検査・診療にて、血圧・体温・SpO2の測定に動物用血圧計を使用頂いた事例を紹介します。
※今回の記事の掲載にあたり、東武動物公園様に全面協力頂きました。
ライオンの検査・診療
東武動物公園様にて検査・診療を行った今回の患畜は、右前肢に跛行が見られ全体的に活力が低下していた15歳のライオンです。
検査・診療として以下を実施いたしました。
【実施事項】
・体重測定
・爪切り(全部)
・採血
・レントゲン
・尿検査
・エコー
・点滴、皮下補液
ライオンで血圧・体温・SpO2を測定する!
麻酔にて眠らせた後に診療を行う際、血圧・体温・SpO2を測定するために、動物用血圧計vet30Eを使用していただきました。
血圧:尾根部
体温:直腸
SpO2:舌
で測定しています。
Spo2、血圧、体温の平均的な数値を以下に示します。
SpO₂:95-96
血圧:220/150(165)
体温:38.9-38.0、心拍:66
体温は麻酔時間が経過すると徐々に低下してきますが、覚醒前は38.0℃でした。
ライオン以外にも使用可能!チーターと動物用血圧計 vet30E
動物用血圧計”vet 30E”は、血圧・体温・SpO2が一台で計測できる多機能血圧計であり、大型動物用の測定アルゴリズムを備えていることから、動物園で多く使用されています。
当記事では、ライオンを対象に使用した事例を紹介頂きましたが、チーターに使用した事例を、動画で紹介していますので、是非ご確認ください。
お気軽にお問合せください!
動物用血圧計 vet30Eは、大型動物にも使用できる多機能血圧計です。動物園での使用に最適な血圧計となりますので、動物用血圧計をご検討中の皆様、お気軽にご相談ください。
今回、取材にご協力いただいた東武動物公園様、ありがとうございました!