用語解説
動物用生体情報モニターとは、動物のバイタルサイン(生命活動における重要な指標)を測定、記録する医療機器のことで、別名「患者監視装置」「臨床モニター」とも呼ばれます。バイタルサインは主に心電図、呼吸、体温、血圧の4つの指標のことを示し、各項目について患畜の容体を把握し、必要に応じてアラームが鳴る仕組みとなっています。4つの機能以外に呼気終末炭酸ガス、麻酔ガスなどの測定機能が一体化されているものがある。これらの機器は、一般的に手術や集中治療室での使用、不整脈や心停止の恐れがある場合などで用いられます。また、機器の種類として一つの患畜の容体把握をする場合と複数の患畜の容体把握をするタイプに分かれます。