用語解説
麻酔バッグとは、酸素や笑気、空気を貯留するゴム製のバッグです。動物用人工呼吸器と麻酔器を併用する場合には使用しませんが、動物用麻酔器にて用手呼吸で麻酔する場合は、麻酔バッグを用います。麻酔バッグには0.5ℓから5ℓ程度までの種類があり、患畜の体重や一回換気量に基づき最適なサイズを選定する必要があります。1ℓバッグが適切な小動物に対して5ℓバッグを使用すると、用手呼吸時の肺の硬さを把握できないばかりか、空気や笑気の過供給につながり、肺を損傷してしまう可能性があります。
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