熟練したサービスマンによる定期点検

動物用医療機器.comを運営する株式会社メトランは、熟練したサービスマンによる動物用人工呼吸器・動物用医療機器の定期点検サービスを提供しております。動物用医療機器は、トラブルが動物の命に直結するため、正常な稼働がつねに求められております。日常点検とともに、メーカーによる定期点検の実施により、トラブルの早期発見が必要になります。動物用医療機器.comでは、動物用医療機器について、2年に1回の定期点検実施を推奨しております。

点検項目について

定期点検時は、①外観検査②気密度検査③電源電圧変動検査④性能検査⑤警報検査⑥電気検査⑦温度検査⑧ジェット動作検査の8つの項目の点検をさせて頂きます。
①外観検査
外観、印刷、取り付け、ツマミ動作、表示
（例）取付：ネジ、ボルトが確実に締めこまれているか
②気密度検査
（例）供給圧4kgf/cm2の空気で機器を動作させ、各配管ジョイント、結合部等の気密性を確認する。漏れ、破損、亀裂等がないか確認する。
③電源電圧変動試験
（例）定格電圧110％及び90％で最大気道内圧20cmH2O,20BPM,1.0secで動作させたとき、各部の作動に異常がないか。
④性能検査
最大気道内圧設定、最大気道内圧、PEEP圧設定、PEEP圧、呼吸回数設定、呼吸時間設定
（例）PEEP圧：最大気道内圧30cmH2O、20BPM,1.0secの時、PEEP圧を5cmH2O,10cmH2O,15cmH2O,20cmH2Oに設定し、PEEP圧に異常がないか。
⑤警報検査
電源異常アラーム、高圧アラーム、低圧アラーム、回路外れアラーム、アラーム消音、アプネア警報値設定、アプネア警報
（例）アプネア警報：10secに設定し、バックアップ換気に切り替え10sec後に呼吸動作を開始し、断続警報音が鳴り、APENA ALARM LEDが点滅すること。
⑥電気検査
電源入力検査、耐電圧検査、漏れ電流（接地正常）、漏れ電流（接地単一故障）、漏れ電流（外装正常）、漏れ電流（外装単一故障）、保護接地抵抗
（例）電源入力検査：電源供給源にパワーテスターを接続し、40VA±10VA以内であること。
⑦温度試験
（例）正常運転時40℃換算で、電源sw部85℃以下、天板60℃以下であること。
⑧ジェット動作検査
最大気道内圧30cmH2O,PEEP圧0cmH2O、呼吸回数10回/minｍ呼気時間2.5秒でジェットボタンを押したとき、呼気相のときにジェット口からガスが排出すること。

人工呼吸器、麻酔器以外のメンテナンス体制について

動物用医療機器.comを運営する株式会社メトランでは、動物用人工呼吸器・動物用麻酔器の他、動物用生体情報モニター、気化器、動物用電気メスを取り扱っております。メンテナンス体制が十分に構築されている製品を選定しております。製造元メーカーと連携し、全国どこでも迅速に修理対応させて頂きますので、まずは動物用医療機器.comにお気軽に連絡ください。