動物用人工呼吸器のパイオニアメーカー
人工呼吸器において従来の従量式では、肺への圧力変化によって動物達への負担が大きくなることがあり、そのため、肺に時に大きな圧力がかかった際に動物の肺胞・循環動態や脳などに対して影響を与える危険性がありました。一方で、従圧式では、動物への負担を非常に小さくすることができます。従圧式人工呼吸器は、あらかじめ設定した気道内圧に達するまで人工呼吸器からガスが供給されるため、気道内圧が高くなる危険性が少なく、圧障害による肺損傷を防止します。メトランでは、従圧式を採用した動物用人工呼吸器を1984年に実用化し、国内外の動物病院や大学、産業医へ数多く提供しています。
< 大小様々な動物へ負担の少ない人工呼吸器の提供 >
小動物への使用ケース
大型動物:トラへの使用ケース
鳥類の使用ケース
爬虫類:蛇の使用ケース
小動物から大型動物、鳥類・爬虫類へ1台の人工呼吸器で対応
メトランが採用する従圧式の動物用人工呼吸器は、圧で管理するため肺に送る量が少なく、安全性に大きな特徴があります。特に体重が5Kg以下の小さな小動物に関しては、万が一送る量を間違えてしまうと肺の損傷につながります。そのため、1984年に実用化したメトランの従圧式動物用人工呼吸器:COMPOSシリーズはハムスターのような小さな動物からトラやライオンなどの大型動物にまで使用されています。また、哺乳類だけでなくカラスなどの鳥類、ヘビなどの爬虫類にも同じ動物用人工呼吸器で対応することが可能です。メトランはこの動物用人工呼吸器に改良を重ねながら、これまでに多くの動物の外科手術を支えてきました。